【学習会企画実施:コープしが地域委員会】考える防災教室・火起こし体験

2021年6月23日(水)午前

 まだまだ人が集まりにくい状況ですが、

人と知識をつなげて、よりよい暮らしを作りたいと、

コープしが 組合員活動(くみかつ)

・地域委員会を、仲間と行っています。

これからの組合員向け講座に向けて 地域委員会内部での学習会も行っていきます。

今回は 大阪ガス サンによる 考える防災教室・防災クッキング・火起こし を行いました!

(大阪からではなく、徒歩10分の事業所から来ていただいてます)

私は、そのコーディネートをしました。

講座内容のメモです。

[考える防災教室]

1926年以降、震度6または震度6弱以上の地震が起きたのは

68か所!(1~2年毎に大きな地震が起きている)

・震度 その場所での揺れ

 0~7(5・6は弱・強)の10階級あり、震度6弱で立っていることが困難

・マグニチュード エネルギー自体

【最近の大きな地震】

 1995年阪神淡路大震災 2004年新潟県中越地震

 2011年東日本大震災 2016年熊本地震

 2018年北海道胆振東部地震

【これから】

 南海トラフ巨大地震


風台風・雨台風

 最近では広島で大きな土砂災害

 滋賀でも4000ポイントくらいある。

日本は災害と共に暮らしていく必要がある。


大きな災害が起こると、当たり前にできていた普段の生活ができなくなる。

ライフライン
 ガス・水・電気・(最近では)通信


ガス管 鉄からポリへ。折れにくい。


ガスコンロ 震度5弱で自動で止まるようになったので、

地震が起こったら、まず身の安全を確保するのが先!

(クイズで地震が起こったら、まずガスコンロを止めにいく、との2択で)

IHでも監視器がついててブレーカーがおちるはずだが、確認し、切ってください。


やっぱり、いま気になるのは

感染症へ配慮した避難所
【感染症の流行に関わらず
 災害時に危険な場所から避難することが原則】

◆基本の感染予防(手洗い・消毒・マスク(2才以上)・ソーシャルディスタンス)

◆体調管理(1日20分以上の歩行・水分を取る・水平な寝床)

◆重要な薬は必ず続ける、避難所にお薬手帳を持っていく(基礎疾患)

《参考する過去事例》

2019年台風19号 地域住民が避難所に殺到し、

避難者が入りきらない避難所が多数発生した

『分散避難』を心がける

自宅(在宅避難)・親戚知人宅・車内泊

 ↑最初に検討

《在宅避難の3つの条件》

1.水害:自分の住んでいる場所が安全。事前に洪水/土砂災害ハザードマップを確認

2.地震:家の耐震性が高く倒壊の恐れがない

3。地震:生活する部屋の家具転倒防止対策ができている

すっぱり棒だけでなく、段ボールを天井と隙間なく置く、

工夫を教えてもらいました。

また、もし倒れた時に、自分・逃げ場を守る家具の配置も大切ですね。

自宅を確認してみようと思いました!


[防災クッキング]

食べ物の備蓄について

 少し前までは『3日分』とされてましたが、

現在は『7日分』が安心とされています。

7日分を備蓄するアイデア

▼1~3日目は冷蔵庫・冷凍庫の食材を活用

 冷凍庫の冷凍品を、最上段に置いて、クーラーボックス代わりにもできます。

▼4~7日目 ローリングストック法

魔法瓶でできるパスタづくりの実演をしていただきました。

できたら、早ゆで(3分とか)のパスタがオススメです。

その1.5倍の時間、お湯を入れて待ちます

時間になったら、魔法瓶の状態でお湯を他の容器(この時は元と魔法瓶)に移動し

(水は大事なので他に使う)

折った紙皿+シャカシャカしたビニール袋(ラップより使いやすい)

にパスタを出す(水切り完璧)

まぜるだけのパスタソースをあえて、完成!!

(感染症対策のため、試食は行いませんでした)

お気に入りのパスタを、見つけて・普段から食べておくと、いいですね。


その他

水:1人1日2L×家族4人・7日分=2Lペットボトル5箱分

(2Lの根拠:成人男性 [IN] 食1.0L 体内でつくられる水0.3L 飲み水1.2L

  [OUT] 尿便 1.6L 呼吸汗0.9L 水の出入り1日2.5L )

ポリ袋:小さい袋だと調理に使用

レジ袋タイプ:手当時の感染防止、三角巾代わり、水の運搬


ガスボンベ1本で、カセットコンロが60分使用できるのが目安だそうです。 



[火起こし体験]

こちら、大阪ガスさん 特注のセット(火起こしがしやすい)だそうです。


まずは、マッチをすってみましょう。

久々(ライター、チャッカマンを使うことがおおいですもんね)

でしたが、昭和生まれなので、みなさんできました(笑)


最後に、お待ちかねの!

2人1組になっての、火起こし体験です。


“もしも”のときに、この作業をするってことはないでしょうが、

人間にとっての火の恵み は、
◆動物から身を守る「安全」
◆暗い夜を照らす「明るさ(光)」
◆寒い冬に身体をあたためる「暖かさ(熱)」
◆食べ物を焼く「おいしさ」


そして、火を使うことで人類は進化し、
これから起こる困難も乗り越えられる象徴として
大切にすべきことを再確認できたのではないでしょうか。


ご協力いただきました大阪ガスのみなさま、コープしが事務局、

ありがとうございました!

地域委員のみなさま、ご苦労さまでした。


インスタグラムは→こちら

0コメント

  • 1000 / 1000